公開日:2023/07/19 更新日:2023/07/19
結婚相談所の年齢層の中心は○○代?年代別のおすすめ相談所をご紹介!
結婚相談所の利用を検討したとき、気になることのひとつが「年齢層」について。
「結婚相談所会員の年齢層は自分にあっているだろうか?」「今から婚活するのは早い?遅い?」「結婚相談所の会員データを知りたい」と、不安や疑問を抱えている人もいるでしょう。
この記事では結婚相談所を検討している男女のために、結婚相談所における年齢層の特徴や成婚に有利な年齢層、年代別のおすすめ相談所を紹介します。
結婚相談所の会員の中心となる年齢層

婚活をしている人は、20代からシニアまで幅広くいます。大手結婚相談所連盟・IBJ(日本結婚相談所連盟)のデータによれば、会員77,955名の年齢層は35歳~39歳が19,340名と最も多く、次いで30代前半~40代前半が48,884名。30代前半~40代前半がボリュームゾーンとなっています(※)。
令和2(2020)年の初婚年齢の平均値・31.0歳、初婚年齢の最頻値・27歳(※※)と比較すると、結婚相談所会員の年齢層はやや高めと言えるでしょう。
参考
女性の年齢層
IBJの女性会員は20代~40代前半の人が中心です。特に35歳~44歳のボリュームが最多で半数近くを占め、次いで20~34歳が多く、45歳以上は6分の1程度という結果となっています。
女性の入会理由は「出産リミット」のほか、親や友人など「周囲に勧められたから」、自身の健康状態や老後生活、両親の介護を見据えたときに「一生独身でいる覚悟がない」などがあります。
参考:IBJ 女性会員データ
男性の年齢層
男性は30代~40代を中心に、20歳から幅広い年齢層の人が活動しています。女性会員同様、35歳~44歳がボリュームゾーンで、35歳~39歳と40歳~44歳でそれぞれ約3分の1を占めます。45歳~54歳も4分の1程度在籍しており、55歳以上は少なめです(※)。実際、男性は30代前半~40代前半が成婚しやすい年齢層です(※※)。
参考
結婚相談所で成婚している年齢層の特徴
IBJが公表している「2022年度版 成婚白書」によれば、代表的な成婚者像は以下のような結果となっています。
年齢 | 申込数 | お見合い数 | 交際人数 | 交際日数 | 在籍期間 | |
男性 | 37.0歳 | 38.0件 | 14件 | 5名 | 約4ヶ月 | 約10カ月 |
女性 | 34.0歳 | 82.0件 | 11件 | 4名 | 約4ヶ月 | 約8カ月 |
また、年齢と成婚しやすさでは、男女とも年齢を重ねるごとに成婚しにくくなっている傾向があります。全会員と各年代の成婚しやすさを比較すると、男性は40代前半から、女性は30代後半から平均を下回ります。
女性は20代〜30代前半が圧倒的有利
前出の通り、代表的な成婚者像の年齢は男性37.0歳・女性34.0歳という結果でした。ただし、婚活では女性は若いほうが有利です。
結婚相談所で活動している人は子供を望む人も多いため、出産を考慮して20代~30代前半の女性が求められる傾向があります。例えば、相談所のシステムを利用してお相手を探す場合、年齢を含めた条件を入力して検索することができます。「20歳~34歳」で検索されてしまうと、35歳以上の人はプロフィールを見てもらうこともできません。出会いのチャンスを広げるには、できるだけ早めに活動を開始することをおすすめします。
そうはいっても、既に35歳以上の人もいるでしょう。婚活をしている人のなかには、子供の有無に重きを置かない「パートナー探し」を目的としている人もいます。ご自身に子供の希望がなければ、ミドル・シニア以上など入会条件に年齢の下限を設けている結婚相談所を利用するのもおすすめです。
男性も年齢と共に成婚のハードルが上がる
年齢とともに成婚のハードルが上がるのは、女性だけでなく男性も同様です。「2022年度版 成婚白書」によれば、全年齢層で比較したとき男性は30代後半から平均以下の成婚率になります。
男性同様、結婚相談所の女性には子供を望む人が多く在籍します。男性が40代後半の場合、子供が成人するまでに定年を迎えてしまい、収入が途絶える可能性があります。女性側からすれば「男性が40代前半のうちに子供を産みたい」と思うでしょう。さらに、子供を2人、3人と希望するならば、より若いに越したことはありません。女性が出産や子育てで働けなくなる可能性を考慮すると、それなりの収入も求められます。
年齢を重ねた男性のなかには若い女性にばかりお見合いを申し込む人がいますが、40代男性が成婚しているお相手は40代前半で5歳差・40代後半で6歳差という結果が出ています。自分の子供にこだわらないのであれば、年齢の近い女性や子供のいる女性にも目を向けてみるとよいでしょう。
年齢別!おすすめの結婚相談所
結婚相談所には、特定の年齢層に向けたサービスを展開しているところもあります。年齢別におすすめの結婚相談所を紹介します。
同世代と出会いたい、20代におすすめの結婚相談所
同世代と出会いたい20代におすすめの結婚相談所は「サンマリエ」です。
サンマリエの2019年のデータによれば、会員に占める20代の割合は男女ともに15%前後です。会員数は約80,000名のため、20代は約12,000名という計算になります。
参考:サンマリエ
30代後半〜40代女性に有利な結婚相談所
30代後半~40代女性に有利な結婚相談所は「茜会(あかねかい)」です。
創業50年以上の信頼と安心の実績をもつ茜会は、30代から中高年の人を対象としています。一般的な結婚相談所は入会条件を20歳以上としているため20代が有利ですが、茜会は女性30代以上・男性40代以上を対象としているため、20代女性と比較されて不利になることがありません。
参考:茜会
年下の女性と出会いたい、30代〜40代男性におすすめの結婚相談所
年下女性と出会いたい男性におすすめの結婚相談所は「ツヴァイ」です。
ツヴァイは会員数約9.4万人。入会条件は男女とも20歳以上で、新規入会者の25.4%が20代(男性18.0%・女性33.4%)となっています。20代女性が多いのが特徴です。
参考:ツヴァイ
バツイチの方も婚活しやすい!40代後半〜50代におすすめの結婚相談所
40代後半~50代におすすめの結婚相談所は「オーネットスーペリア」と「サンマリエ」です。
「オーネットスーペリア」は、30年以上の信頼と実績のある「オーネット」が提供する中高年世代専門サービスです。入会条件は45歳以上の独身男女。また、会員の約70%に離別経験があり、バツイチの人も婚活しやすい相談所と言えるでしょう。
参考:オーネットスーペリア
「サンマリエ」は、登録会員数83,864名と業界最大級の会員数を誇る結婚相談所です。50歳以上には初期費用がお得になる「ミドル割」があります。また、シングルマザーには初期活動費と月会費がお得になるほか、夜間の電話相談にも対応している「ひとり親特別プラン」があります。
参考:サンマリエ
第2の人生のパートナーを探したい!シニアにおすすめの結婚相談所
シニアにおすすめの結婚相談所は「森羅倶楽部(シンラクラブ)」です。
会員数は約43,000名、入会資格は男性50歳以上・女性45歳以上で上限はありません。さらに、65歳以上のグループも用意されています。結婚だけでなく、パートナー作りを希望する人向けのプランも充実しています。
参考:森羅倶楽部
まとめ
結婚相談所の会員に占める年齢層をみたとき、ボリュームゾーンは30代前半~40代前半で、成婚年齢は男性37.0歳・女性34.0歳、男女ともに40代以降は成婚率が下がる傾向があります。
しかし、婚活に不利な年齢だったとしても、ご自身の年齢を変えることはできません。
結婚相談所のなかには特定の年齢層に強い、あるいは力を入れているところがあります。それぞれの特色をとらえ、ご自身に合った結婚相談所を選びましょう。
結婚相談所を選ぶ際には、パンフレットで特色をつかみ、無料カウンセリングを何社か受けたうえで比較するのがおすすめです。まずは資料請求で成婚への第一歩を踏み出しましょう。