公開日:2022/11/01 更新日:2023/10/27
農家の男性が婚活を成功させるには?農業男子に結婚相談所がおすすめな理由!
農家の男性が婚活を成功させるには、何をしたらよいでしょうか?
農家の男性には、どのような出会いが期待できるのでしょうか?
農家男性の結婚の現状を一般男性と比較し、農家男性の結婚が難しい理由や実際の結婚生活を紹介します。
また、結婚したい農家男性が成婚へのきっかけを掴むため、おすすめの婚活として結婚相談所が挙げられる理由や婚活体験談をお届けします。
農家の男性の婚活事情

まずは、農家の男性の結婚の実態を数字で見てみましょう。
国勢調査によれば、2015年時点の男性の生涯未婚率は24.8%(※)2020年時点では28.3%(※※)です。
一方、就業構造基本調査によれば、2017年時点の農家の未婚率は31.9%(※※※)です。
全国平均に比べ、農家の未婚率は高い数値となっていますが、男性全体の未婚率も増加しています。
参考
※※ 令和2年 国勢調査
農家男性の婚活が難しい理由!
農家男性の婚活が難しい理由は「決まった休みがない」「生活圏が限られる」「収入が不安定」など”農家のイメージ”が、都市部で働く会社員を基準にすると、ネガティブな印象に映るためです。
これらは事実とは異なる場合もあり、事実であっても必ずしもネガディブなことばかりではありません。実はポジティブな側面を持ち合わせていることもあります。
決まった休みがない
自然を相手にする農家は、作物の成長に繁忙期や農閑期が左右されるため、会社員と違い休みが不規則です。繁忙期は朝早く、むしろ深夜といってよい時間から活動することもあります。気軽に休暇を取れる環境ではありません。
アフターファイブや土日に開催される出会いの場へ参加する機会は限られてしまうため、婚活には不利です。
しかし、常に休みがないわけではありません。むしろ、農閑期は会社員よりも休みが多くなり、時間の融通が利きやすくなるというメリットもあります。
時間がとれる時期に集中的に婚活をすれば、結婚相手を見つけられる可能性も高まるでしょう。
生活圏が限られる
農家は田畑や果樹園などを相手にしているため、その土地から離れることができません。生活圏が限られるため、必然的に出会いも少なくなります。
嫁いでくる女性からしても、生活圏が狭いと「プライバシーが無さそう」「交通の便が悪く暮らしにくそう」などマイナスに感じることもあるかもしれません。
収入が不安定
農家男性の婚活が難しい理由のひとつに「農家の男性は収入が不安定」というイメージがあります。
女性が結婚相手に求める要素として「経済力」は上位に挙がります。収入が不安定な男性は、婚活では不利な傾向があります。
実際のところ、民間企業の男性の平均年収は545万円(※)に対し、専業農家1経営体あたりの平均農業所得は433.5万(※※ 内訳:農業粗収益2,072.3万円・農業経営費1,638.8万円)となっています。数字としては高くありませんが、農家は個人であれ法人であれ、経費が使えるというメリットもあります。
さらに、農業といっても、畑作・稲作・露地野菜・果樹・施設野菜などの作物から繁殖牛・養豚・ブロイラー養鶏などの畜産まで含まれます。特に施設野菜や酪農については、比較的高収入が見込め、作物の種類によっても大きく差があるため、経営が安定しているのであれば、強くアピールするとよいでしょう。
参考
実際はどう?農家の嫁の実情
婚活で出会った女性が抱く「農家の男性と結婚することへの不安」を払拭し、よいところをアピールするには「農家の嫁の実情」を知っておくとよいでしょう。
実際に農家に嫁いだ人が感じているポジティブ・ネガティブな意見をそれぞれまとめました。
農家の嫁のポジティブな意見
- 農作業が楽しい
- 農家によっては農作業を求められない
- 野菜が美味しい
- 自分で育てたものが売れると嬉しい
- 妻をとても大切にしてくれる
- 家族や子どもとの時間がたくさんとれる
- 農閑期は余裕があり旅行にも行ける
農家の嫁のネガティブな意見
- 農作業をする場合、全く体を動かしてこなかった人だと体力的に大変
- 広報や販売など農作業以外の仕事を求められることがある
- 農家によっては外の仕事に就いて家計を支える必要がある
- 個人経営のため、うまくいかないとお金で苦労することもある
- 他人との距離感が近い
- 交通や買い物が不便
農業や他の仕事に就いて欲しいかどうかは、それぞれの農家によって異なります。お相手にどこまで求めるか、お相手がどのような生活を望むかがマッチすれば、メリットが多く幸せな結婚生活となるでしょう。
農家男性の婚活におすすめの方法!
農家男性の婚活におすすめの方法は「農業体験イベント」「マッチングアプリ」「婚活パーティー」「結婚相談所」などへ登録・参加することです。
上手に利用し、”農家であること”が強みとなりアピールしやすい方法を選びましょう。
農業体験イベントに参加する
農家婚活におすすめのひとつ目は「農業体験イベント」に参加することです。
婚活イベントは年齢や職業のほか、興味や関心別にさまざまな企画があります。なかでも「農業体験イベント」は、自然や農業に興味のある人に向けたイベントです。地方自治体・JA・イベント会社などによって企画され、半日程度のものから宿泊を伴うものまで全国で開催されています。
動きやすいカジュアルな格好で参加できることや、農作業を一緒に楽しめることから、肩肘張らずに自然なコミュニケーションがとりやすいでしょう。また、男性にとっては自然に知識や経験・農業への熱意をアピールできたり、結婚後の共同作業を疑似体験できたりする絶好の機会です。
農業体験イベントには以下のメリットがあります。
- 体験を通して一体感が生まれ、女性との距離が縮まりやすい
- 農業を手伝ってくれる女性と知り合える可能性が高い
- 自分の人柄や農業に対する情熱などが伝わりやすい
過去の例:レンタルファームつくしんぼ 秋の芋ほり&BBQ&ヤギ&農作業&収穫&窯焼き農業コン
マッチングアプリに登録する
マッチングアプリに登録すれば、日頃出会いが少ない農家の男性も、オンラインで結婚相手を探すことができます。
近年では、自然や田舎暮らしに関心のある人向けのマッチングアプリもあります。一般的なマッチングアプリに比べ、農業に関心がある人が登録しているアプリなら、価値観が合う人と出会いやすいでしょう。
参考:あぐりマッチ
婚活パーティ―に参加する
婚活パーティーやイベントに参加すれば、一度にたくさんの女性と出会えたりオンライン上で会話したりすることが可能です。特に、初対面の人とも積極的にコミュニケーションをとることができる社交的な人に向いています。
数は多くはありませんが「参加男性は農家の方のみ」といった職業限定の婚活パーティーもあるため、農業に興味や関心のある女性とも知り合えるでしょう。
過去のオンライン婚活パーティーの例:エクシオ 農業色が集まるお見合いパーティー編
結婚相談所に登録する
結婚相談所とは、女性との出会いを仲介してくれるサービスのことです。結婚相談所のメリットとして以下の点があげられます。
- 婚活のプロがサポートしてくれる
- 出会いから結婚までが早い傾向にある
- 農家の男性専門の結婚相談所がある(例: ベストパートナーズ幸せの種)
婚活のプロが男性のプロフィール作りや結婚相手の選び方、お見合いのセッティングまでサポートしてくれるため、出会いから結婚までが早くなるでしょう。
農家の婚活に特に結婚相談所がおすすめな理由!
農家の婚活のなかでも、特におすすめの方法が結婚相談所を活用することです。
結婚相談所は「結婚に真剣な人が集まっている」ことや「事前にプロフィールを確認できる」こと、また「プロのサポートが受けられる」ため、自己流の婚活よりも効率よく、行き詰ったときも突破口を見つけやすいでしょう。
事前にプロフィールを確認できる
婚活をするなら、農業男子であることを知ったうえで出会ってくれる女性のほうが、話が進みやすいでしょう。
不特定多数の参加者が集まる合コンやパーティーは、農家に興味のない人もいるため非効率的ですが、結婚相談所ではお見合いの申し込み・申し受け前に、互いにプロフィールを確認することができます。
プロのサポートが受けられる
結婚相談所は婚活のプロからさまざまなサポートが受けられます。
例えば、農家は繁忙期や生活リズムが一般的な会社員とは異なります。結婚相談所を利用すると、お見合い場所のセッティングやスケジューリングはスタッフに任せることができます。
オンラインでご自身が気になった人にお見合いの申込みを行うプランもあれば、スタッフにお任せで紹介してもらえるプランもあるため、ご自身に合うものを選ぶとよいでしょう。
また、デートプラン・プロポーズの相談に乗ってもらうこともできます。
結婚に真剣な人が集まっている
結婚相談所は独身証明書や収入証明書の提出が求められ、会費を払う必要があるため、身元が保証された結婚に真剣な人が集まっています。
アプリやパーティーは金銭的にも手続き的にも気軽に参加できますが、そのぶん本気度の低い人も混じっています。
真面目にスピード感を持って成婚したいと考えている人にこそ、結婚相談所は向いているでしょう。
農家男性の婚活体験記
結婚相談所を活用して成婚した農家男性の婚活体験記を紹介します。具体的な体験を知ることで、成婚へのイメージを掴むことができれば幸いです。
農業を理解してくれる女性と成婚した30代
結婚相談所アドバイザーの紹介で出会いました。
初デートはいちご狩り、プロポーズは道の駅でしました。心に寄り添ってもらえる方、仕事への理解ある方がよいと思っていましたが、彼女は農業への理解を示してくれています。わたしも彼女には結婚後も仕事を続けてもらってよいと思っており、お互いに仕事への理解が得られて結婚への決意につながりました。
アドバイザーと親しくなることで、結婚が近くなると思いました。
引用:ノッツェ
オンラインお見合いから遠距離交際を乗り越えて成婚した41歳
婚活パーティーでは雰囲気にのまれて上手くいかず、パーティー主催の結婚相談所スタッフの声掛けで入会しました。
農家・自営ということでうまくいかないこともありました。カウンセラーの紹介でオンラインお見合いからスタートした遠距離交際でしたが、自営業を理解してくれる女性に出会えました。
カウンセラーは強い味方です。交際のことなど、周りの人には話しにくい相談も遠慮なくできます。結婚でも仕事でも、諦めないこと、平常心で取り組むことが大事だと思いました。
引用:ブランズ婚活サロン
農家の男性が婚活する際のポイント
農家男性の婚活は難しいと言われますが、農家の嫁の声や成婚男性の体験談のように幸せな結婚を手にしている人もいます。
農家の男性が婚活する際のポイントは「農業の魅力をアピールして女性の不安を払拭する」「女性が農業に関心があるのかチェックする」ことです。それぞれについて紹介します。
農業の魅力をアピールして女性の不安を払拭する
農家の男性が結婚するためには、まず、女性の持つ農業への不安を払拭することです。
農家は「収入が不安定」「義父母と同居」「農業に従事しなければならない」と思われがちです。しかし、取り扱う作物によっては収入が多いケースもあり、農作業は夫だけで十分だったり繁忙期だけ人を雇ったりするケースもあります。お相手の女性から不安に思われそうなところは、あらかじめ可能な範囲で開示しておきましょう。
次に、農家の魅力をアピールすることです。
例えば、以下のようなアピールポイントを伝えてみてはいかがでしょうか。
- 自分が育てた農作物で自給自足ができる
- 農作業で健康的な生活を送れる
- 豊かな自然と触れ合いながら生活できる
- 子育ての時間を確保しやすい
- 農閑期には家族で旅行もできる
人はよく分からないことに対し、漠然とした不安を感じるものです。反対に、結婚後の生活が具体的にイメージできると、安心感や楽しみにつながります。ぜひ、農業の魅力をアピールしてみてください。
女性が農業に関心があるのかチェックする
婚活では、女性が農業に関心があるかチェックしておきましょう。
農家により、農業従事者は男性本人だけ・男性とその父や兄弟・家族ぐるみで、などスタイルは異なります。家族経営で人手が必要な農家に嫁いできた場合、結婚と同時に転職をするようなものなので、農業への関心は欠かせません。
農業に関心がない女性に農業を手伝ってもらう場合、性格的に農作業が合わずストレスを感じたり体力的に辛かったりと、相手に負担を与えてしまう可能性も。
夫婦それぞれの結婚後の生活イメージが違いすぎると、結婚生活は上手くいきません。特に、家族経営の農家であれば、農業に対する女性の関心は重要なポイントです。
農家の男性におすすめの結婚相談所
サンマリエ
サンマリエは全国に23店舗と32のサテライトを持つ結婚相談所。
専任のプロ仲人がつき、スタッフとの模擬お見合いもできます。
また、農家をはじめ地方に住んでいる方の活動を応援する「エリア限定割」というプランでは、初期活動費が3万円応援してもらえます。
Zwei(ツヴァイ)
Zweiは全国に50店舗以上を持ち、会員数は業界最大級の約9.4万人。
お見合い調整は無料で専任担当がすべて代行、お相手へのお気持ち確認・プロポーズまでサポートしてくれます。
マリッジコンサルタントによるお見合いセッティングでは、お見合い承諾率91%を誇ります。
一般社団法人仲人協会連合会
仲人協会連合会は直営する46店舗に約18,000人の会員様が在籍する結婚相談所です。
ホテルラウンジやカフェでのお見合いのほか、オンラインお見合いや仲人協会店舗内でのお見合いも可能。 お見合い料・成婚料は成果報酬のため費用を抑えた婚活が可能です。
まとめ
農家の未婚率は、一般的な未婚率よりも高い傾向にあります。
農家には休みや収入、生活に関わるネガティブなイメージがありますが、実際は農家により事情は異なり、捉え方次第ではポジティブな要素であることも。
農家の男性は、農家であることが強みとなるフィールド、農家であることを受け容れてくれる女性との出会いを優先して婚活するとよいでしょう。
結婚相談所は全国に本気度の高い会員がおり、婚活のプロによるサポートは忙しい農業男子の強い味方です。まずは、第一歩を踏み出してみましょう。