公開日:2025/01/21 更新日:2025/02/06
自営業やフリーランスの男性と結婚するメリットは?婚活人気が低い理由も解説
自らお店やサロンを経営したり、得意なことを仕事にするなど、個人事業主として働く男性は増えています。
実際に、婚活で出会った相手が自営業だったというケースも少なくないでしょう。
しかし、結婚相手となると「自分も仕事を手伝うことになりそう」「休みがなさそう」など良くないイメージが先行していることから、婚活で出会った男性が自営業だったら結婚を迷う人もいるかもしれませんね。
本記事では、自営業やフリーランスの男性との結婚について詳しくご紹介しています。
「自営業の男性って結婚相手として良いの?悪いの?」と悩んでいる人は、ぜひ本記事を読んで参考にしてみてください。
自営業やフリーランス・個人事業主とは

自営業はフリーランスや個人事業主を含む、個人で事業や商売を営む人のことを指します。
自営業と言っても、農業・漁業・林業、小売業、飲食業、美容・理容サロン経営といったサービス業、コンサルタント業、IT関連業など業種は多種多様です。
また、税務署へ開業届を提出して法人ではなく個人で事業を運営する個人事業主から、会社に属さず自ら仕事を受注して収入を得るフリーランスなど、働き方もさまざま。
時間や場所に縛られずに働けるスタイルが人気の自営業では、プログラマーやウェブデザイナー、カメラマンなど、技術を生かした仕事をしている人が多いのも特徴です。
そして、そんな自営業を選ぶ人が増えているため、婚活で出会ったお相手が、会社勤めではなく自営業というケースも珍しくないでしょう。
さらに、自営業の男性の中には、独立して開業した医師・弁護士・税理士・公認会計士など、ハイクラスな士業の男性も含まれています。
結婚相手としてハイクラスな男性を望む人は、自営業の男性にも目を向けてみると良いかもしれません。
実は狙い目?自営業(フリーランス、個人事業主)と結婚するメリット
もし、お相手の男性が自営業だと知ったら、どんな印象を持つでしょうか?
女性は婚活するにあたり、自営業の良い点・悪い点を頭に入れておくと良いでしょう。
まず、自営業と結婚するメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
家事・育児に参加してもらいやすい
自宅や、自宅兼店舗・事務所で仕事する人も多い自営業。
育児休暇はありませんが、家族の近くで仕事ができることから、家族との時間も多く取れることが大きなメリットです。
夫婦で交代しながら家事をしたり、子供の面倒をみることもできます。
育児で言えば、小さな子供の急な病気や怪我の際にも、夫が近くにいて頼れるという点は大きな安心感があるでしょう。
男性は仕事をしながらも子供との時間や関わりをしっかりと持つことができ、また女性は夫に家事・育児に協力してもらえるという面から、自営業の働き方は男女ともにメリットになると言えます。
休みの融通が効く
自営業の強みは、仕事量やスケジュールを自分で調整できることです。
サラリーマンであれば、休日以外に「休みたい」と思ったら、有給休暇を申請し会社の許可をもらう必要があります。
また、会議や打ち合わせ、自分が任されている仕事の締め切りなどがあれば、休みたくても希望する日に休めないこともあるでしょう。
特に、平日に行われる子供の行事には、仕事が休めず参加できない父親は多いものです。
一方、自営業は前もって休みたい日が決まっていれば、仕事の量やスケジュールを調整することで比較的自由に休みが取れます。
そのため、例えば長期の旅行に行ったり、夫婦そろって子供の行事に毎回参加することも可能でしょう。
成功すれば会社員より収入が高い
業績次第では、会社員の何倍もの収入が期待できるのが自営業です。
サラリーマンであれば、何年も会社に勤務してゆっくり収入を伸ばして行きますが、自営業は、事業が成功すれば短期間で一気に高い収入を得られる可能性があります。
また、顧客を増やすのも仕事量を増やすのも、自分次第。
自分の考えを仕事に自由に反映していけることからも、勤続年数を重ねたり、キャリアアップしなくても、経営が成功すれば収入は無限に伸ばせます。
また、自営業には定年がないため、継続して仕事を続ければ65歳以降も安定した収入を得られるのも大きなメリットです。
農業や林業、漁業などでは、70歳80歳でも仕事をしている印象があるのではないでしょうか。
健康な体さえあれば長期間収入を得られ、老後の生活にもゆとりが持てるのもメリットです。
自営業(フリーランス、個人事業主)の婚活人気が低い理由
このように、仕事の自由度が高く、実力・努力次第で収入をどんどん増やせる可能性があることからメリットも多い自営業。
しかし、結婚相手としてはデメリットが気になる人も多く、婚活人気は低いと言われています。
婚活人気を下げている自営業のデメリットとは、一体どんなものなのでしょうか。
収入が不安定
自営業の収入の不安定さが結婚のネックになる人は多いのではないでしょうか。
会社へ勤める場合、どんなに会社の業績が悪化しても働いた分の給料は保障されていますが、自営業は業績が落ちると即座に収入に反映されます。
また、一人で自営業をしている人は、病気や事故で働けなくなれば収入が0になってしまうことも考えられます。
経営状態で収入が常に左右されるという面では、大きな不安を覚える人もいるかもしれません。
そして、10年後や20年後の収入も予想できないため、ある程度の蓄えも必要だと言えます。
ローンの審査で不利
「結婚したらマイホームを持つのが夢」と言う人もいるでしょう。
しかし、自営業はローンが組みにくいという話を聞いたことはないでしょうか?
実は、ローンの審査では、現在の収入よりも10年20年先に安定した収入が得られる見込みがあるかどうかをチェックされます。
そのため、自営業の場合、例え月に何百万円という高い収入があっても、いつ業績が悪化するかわからないため安定した収入があるとみなされません。
このことからも、収入が不安定な自営業はローンの審査で不利になりやすく、逆に倒産のリスクがない公務員や、毎月の収入が保障されているサラリーマンの方が審査は通りやすいと言われています。
決してローンを組めないわけではありませんが、目安としてローンを組む直近の3年は安定・継続した収入が必要になります。
土日に休めない
休みの融通が利く、好きな時間に働けるというメリットがある反面、土日関係なく働く人も多いのが自営業です。
仕事とプライベートの境界がはっきりしていない場合も多く、何週間も休みなく仕事をしたり、夜中まで作業したりと、サラリーマンよりも勤務時間が長くなってしまうケースもあります。
また、飲食店や商店などのサービス業では土日でも営業することが多く、週末に休みを取れない人も多いでしょう。
そのため子供とは休みが合わず「どこにも遊びに連れて行けない」「いつも母と子だけで出かけることになる」といった不満につながる可能性もあります。
自営業(フリーランス、個人事業主)との結婚を考える際の確認すべきこと
今お話ししたように、自営業男性との結婚にはメリット・デメリットがあります。
出会った自営業の男性に対して「人としては魅力的だけれど、自営業というのが引っかかる」という人はどうしたら良いのでしょうか。
また「自営業の男性と結婚して失敗した…」と後悔しないための対策はあるのでしょうか。
自営業の男性との結婚を考えたら、次の点を確認しましょう。
負債や資産の有無
『自営業に借金は付き物』とも言われるほど、負債を抱えている人が多いのが自営業です。
例えば、開業資金として高額な借り入れをしているケースや、事業が軌道に乗るまでしばらく負債を抱えているなんてこともあります。
事業をスタートさせるためとは言え、もし負債が残っていれば、結婚後は夫婦として一緒に返済していくことになります。
また、事業がうまくいかなくなり収入がなくなった場合に、生活ができなくなってしまうことは避けたいもの。
そのため、貯蓄がどれくらいあるか、資産の有無について確認しておくと良いでしょう。
家族との関係性や住まいの状況
自営業といっても、事業を一人で一から立ち上げて経営しているケースから、家業を継いでお店を家族経営しているケースなど様々あります。
そこでよくあるのが、結婚後は従業員の一員として、男性の家族と一緒に自営業のお店で働くというケース。
夫の家族と働くことから、うまく関係を築くために気を使ったりと、苦労することもあるでしょう。
そのため、その事業にどんな家族・親族が関わっているかも知っておく必要があります。
また、「結婚したら自営業の手伝いをして欲しい」と言われれば、今の仕事を辞めざるを得ないかもしれません。
さらに住まいに関しては、店舗兼自宅で商売や仕事をしている場合は好きな場所に新居を構えられなかったり、男性の家族との同居を強いられることもあるでしょう。
そのため、結婚後に自分が男性の仕事にどの程度関わっていくのかをしっかり確認する必要があります。
休日がどれくらい取れるか
自営業は、働き方や事業内容によっても休日の量やタイミングが異なります。
例えば、休日が決まっている人もいれば、気が向いた日に休みを取る人もいたりと偏りがあるため、当然のように「週に2日くらいは休日があるだろう」と思っていたら全然休みを取らない!もしくは休みといっても家で仕事をしている…なんてケースも考えられます。
結婚して家庭を築きたい方の中には、「結婚後は家族や自分との時間を大切にして欲しい」「一緒の時間を必ず確保して欲しい」と考えている人もいるでしょう。
そんな方は、お相手に休日がどれくらい取れるか、また休みの取り方に対する考えも聞いておきましょう。
自営業(フリーランス、個人事業主)と結婚した女性の婚活体験談
ところで、実際に自営業の男性と結婚した女性は、どんな婚活をして結婚に至ったのでしょうか。
ここでは、自営業の男性と結婚した女性の婚活体験談をご紹介します。
「条件は違ったけれど優しい彼を選んで後悔はない」自営業の男性と結婚した女性の体験談
結婚相談所で婚活していた20代の女性の希望は『安定した職業の人』かつ『義両親との別居』。しかし、出会ったのは自営業で、妻には仕事の手伝いや同居を希望する、条件には全く合わない男性でした。実母からも、「相手が自営業では苦労するのではないか」と反対されました。しかし、前に相談所で紹介された男性とは違いとても優しくしてくれる男性に惹かれ、結婚を決意しました。彼は自分が自営業で同居を希望しているという条件の悪さを自覚しており、結婚を決意してくれた女性に感謝し、一生涯大切にすると話しています。彼女も条件は異なっていたけれど、二人の子供にも恵まれ、結婚に後悔はないと話しています。
この女性は、条件は希望に合っていませんでしたが、男性の優しさに惹かれて結婚を決意し、結果として幸せな結婚生活を送っているようです。
このケースでは、女性が「この男性なら自営業でも結婚したい」と結婚を選びましたが、男性は以前のことを振り返り「自営業で同居を希望している、と話した途端に離れていく女性もいた」と話しています。
このように、自営業の男性の元に喜んで来てくれる女性は決して多くはないことから、結婚となれば相手の家族から歓迎されることもあるようです。
自営業(フリーランス、個人事業主)との出会いに結婚相談所がおすすめな理由
これまでのお話から「自営業の男性との結婚も良さそう」「自営業のデメリットは気にならない」と思った人もいるのではないでしょうか。
しかし、自営業の男性と出会いたいと思っても、日常生活の中で自然に出会う機会はあまりないでしょう。
実は、自営業の男性との出会いには結婚相談所がおすすめなんです。
そこで、結婚相談所がおすすめな理由について見ていきましょう。
事前に収入を確認できる
自営業の男性に安定した収入があるかどうかは、結婚相手の条件として気になるポイントですよね。
結婚相談所では、男性の収入公開が必須となっているため、お相手がどれくらいの収入を得ているかを知ることができます。
また、結婚相談所への入会時には、源泉徴収票や所得証明書といった収入を証明する書類の提出が必要になることから、結婚相談所には確かな収入があるお相手しかいません。
年収をごまかしている人がいないことから、安心して婚活できるでしょう。
婚活のプロのサポートが受けられる
とは言え、いざ「婚活を始めよう!」と思っても、相手と出会えなければ始まりません。
また、出会いの機会はあってもいつもうまくいかず、その原因が自分ではわからなかったり、「こんな時どうしたらいいの?」と悩む場面も出てくるでしょう。
そんな時でも、結婚相談所を利用していれば手厚いサポートが受けられます。
特に、相談所のスタッフは、大勢の婚活を支えてきた婚活のプロ。
プロからの客観的なアドバイスがもらえることで、婚活がよりスムーズに進みます。
自営業(フリーランス、個人事業主)と出会いたい女性におすすめの結婚相談所
結婚相談所は、全国に4,000社もあると言われています。
どこの結婚相談所でも自営業の男性と出会えるのか、という点も疑問ですよね。
そこで、自営業でも特に収入の高さを重視したい場合は、ハイクラス向けの結婚相談の利用がおすすめです。
ハイクラス向けの結婚相談所では、男性は士業または年収800万円以上でないと登録できないなどの制限が設けられているため、効率良くハイスペックな自営業の男性と出会えるでしょう。
ここでは、自営業の男性と出会いたい女性におすすめの結婚相談所をご紹介します。
ロイヤルマリッジ
お見合い成立率96%、1年以内の成婚率70%など、高い実績が魅力の結婚相談所です。スタッフ全員がカウンセラー認証資格を保有していることから、サポート力にも定評があります。医師や歯科医、ハイクラスな男性の紹介が受けられるコースが用意されている他、エグゼクティブパーティーの開催など、出会いの機会も豊富です。JBA会員とコネクトシップ会員を含め、全国10万人もの会員の中からお見合いができるので、自営業や経営者との出会いも期待できるでしょう。会員情報の閲覧やカウンセラーによる婚活アドバイスが受けられる、30日間体験コースも用意しています。
誠心(SEISHIN)
創立40年という長い歴史を持つ誠心。全国4か所に支店を持ち、離れた地域に住むお相手、幅広い職業のお相手とのマッチングが可能です。また、誠心は年収1,000万円以上の医師やエグゼクティブ層が多数在籍しているのが特徴。オンラインマッチング、パーティー、アドバイザーからの紹介といったバリエーション豊かな活動方法は、会員のおよそ9割が「満足」と答えています。また、全国に85,000人もいる日本結婚相談所連盟の登録者の中からもお相手探しが可能です。専任アドバイザー制なので、紹介後のフォローやアピール、交際後のサポートなど、きめ細やかなサポートが受けられます。
IBJメンバーズ
全国で幅広い活動が可能なIBJメンバーズ。会員数は9万人と業界最大級を誇り、男女ともにハイクラスな会員が多いのも大きな特徴です。特に、男性会員は年代ごとに収入の制限を設けているため、60%以上が年収600万円以上、また約30%は年収800万円以上と他の相談所に比べてレベルは高め。サービス面では、IBJ基準のテストをクリアし選ばれたカウンセラーによる、質の高いカウンセリングやサポートが受けられます。会員の入会から成婚退会までの活動期間は4〜6か月がピークとなっており、スピード婚も夢ではありません。
まとめ
今回は自営業・フリーランスの男性との結婚について解説しました。
自営業の男性と結婚するメリットを知って、前向きなイメージを持てるようになった人もいるかもしれませんね。
忙しく出会いの少ない自営業の男性は、相手がおらず出会いを求めている人も多いため、結婚相手としては『狙い目』でもあります。
また、自営業には医師や士業などのハイクラスな男性がいる点にも注目したいですね。
そんな自営業の男性とは、結婚相談所を利用することで効率的に出会えます。
「自営業の男性との結婚も考えてみようかな…」と思った人は、早速、行動に移してみてくださいね。