公開日:2023/06/28 更新日:2023/11/20
年収600万円の男性は婚活市場で貴重?理想の男性に出会う方法、気をつけるポイントとは
婚活中の女性は、「安定した結婚生活を送るために、ある程度年収がある男性と結婚したい」と考えて、無意識に高収入の男性を選んでいる人も多いです。実際、マッチングアプリでは高収入の男性に、婚活パーティーではハイスペックな男性が集まるパーティーに女性が殺到します。
一般的に、高収入と言われる年収は600万円以上です。しかし、意外にも年収600万円以上の男性が少なく、「なかなか理想の男性と出会えない」と悩んでいる女性もいるでしょう。
そこで、この記事では年収600万円以上の男性の割合や理想の男性と出会う・結婚する方法を紹介します。
独身で年収600万円以上の男性と出会うのはなぜ難しい?

20代・30代の婚活女性は、「同年代の男性の年収が低い」と感じている人もいるでしょう。そもそも、年収600万円以上で独身男性は日本にどのくらいいるのか調査しました。
年収700万円の男性が婚活市場で貴重な理由!理想の男性に出会う方法、気をつけるポイントとは
日本人男性の平均収入
2021年の国税庁の調査によると、日本の給与所得者の1人当たりの平均給与は443万円となっています。これを男女別でみると、男性は545万円、女性は302万円です。
しかし、この調査は源泉徴収義務者を対象にしており、幅広い年代を対象にした調査です。安定した収入のある30代後半以上の年収が大きく反映しており、20代〜30代の年収は平均収入よりも低いということをしっかり理解しておきましょう。
年収600万円以上の男性の割合
では、日本の男性の平均年収545万円を上回る男性はどのくらいいるのでしょうか?同調査の給与階級別分布によると、年収600万円以上の男性は全体の約30%です。
〜200万以下 | 10.2% |
200万以上〜300万以下 | 10.5% |
300万以上〜400万以下 | 16.9% |
400万以上〜500万以下 | 17.5% |
500万以上〜600万以下 | 13.8% |
600万以上〜700万以下 | 9.4% |
700万以上〜800万以下 | 6.8% |
800万以上〜900万以下 | 4.4% |
900万以上〜1000万以下 | 3.0% |
1000万以上〜 | 7.6% |
男性の平均年収で最も多いのは400万以上〜500万以下であり、次に多いのは300万以上〜400万以下です。この結果をみると、年収600万以上の男性と出会える可能性は決して高いとはいえません。
また、同調査の年齢階層別平均給与によると、年収600万円を超える男性は45〜49歳以降となり、20代〜30代男性の年収は約250万円〜約530万円です。
20〜24歳 | 287万円 |
25〜29歳 | 404万円 |
30〜34歳 | 472万円 |
35〜39歳 | 533万円 |
40〜44歳 | 584万円 |
45〜49歳 | 630万円 |
50〜54歳 | 664万円 |
この結果をみると、婚活中の女性が20代〜30代の男性に年収600万円を求めても、なかなか理想の男性に出会えないのは当然です。
また、マッチングアプリや婚活パーティーなどで年収600万円以上と記載されていても、実際にその通りの年収があるとは限りませんし、本当の年収は600万円以下の場合もあります。記載されている年収が正しい年収かを確認するには、職業と照らし合わせることが大切です。
年収600万円以上の男性の職業と年齢
年収600万以上ある男性は、どのような職業に勤めているのか、国税庁の「令和2民間給与実態統計調査」を基に年収600万円以上の職業を紹介します。
職業 | 平均年収 |
パイロット | 1732万円 |
医者 | 1522万円 |
大学教授 | 1087万円 |
公認会計士 | 1030万円 |
弁護士 | 1010万円 |
大学准教授 | 887万円 |
管理的職業従事者(議会議員など) | 872万円 |
その他の経営・金融・保険専門職業従事者(経営コンサルタントなど) | 839万円 |
歯科医師 | 831万円 |
小・中学校教員 | 754万円 |
システムコンサルタント・設計者 | 734万円 |
著述家・記者・編集者 | 729万円 |
秘書 | 725万円 |
企画事務員 | 707万円 |
高等学校教員 | 706万円 |
大学講師・助教(高専含む) | 697万円 |
研究者 | 682万円 |
輸送用機器技術者 | 677万円 |
獣医師 | 671万円 |
鉄道運転従事者 | 660万円 |
音楽家・舞台芸術家 | 654万円 |
保険営業職業従事者 | 643万円 |
建築技術者 | 639万円 |
電気・電子・電気通信技術者(通信ネットワーク技術者を除く) | 631万円 |
薬剤師 | 623万円 |
車掌 | 618万円 |
金融営業職業従事者 | 614万円 |
総合事務員 | 609万円 |
化学技術者 | 604万円 |
発電員・変電員 | 599万円 |
ジェイク「年収が高い職業ランキング!男女別TOP30&楽に稼げる仕事も」より引用
上記の表を見ると、パイロットや医者、弁護士などの資格が必要な職業ほど、高収入であることが分かります。また、薬剤師や車掌、銀行員も年収600万円以上の職業です。
今は年収600万円以下でも将来的に高収入になる可能性が高い職業なので、年収600万円以上の男性と結婚したい女性は、上記の職業に勤めている男性と出会うのがおすすめです。
年収600万円の独身男性と出会うには
すでに年収600万円ある独身男性と確実に出会うには、結婚相談所がおすすめです。ここでは、その理由と結婚相談所で理想の男性と出会う方法を紹介します。
年収の制限のある結婚相談所に入会
年収600万円の男性と出会うために結婚相談所がおすすめな理由は、収入証明書の提出が必須であり、年収を誤魔化すことができないからです。マッチングアプリや婚活パーティーは本人確認として身分証明書の提出が必須ですが、年収や学歴などは自己申告であるため、自由に記載できます。自分を良く見せようと、実際よりも高い年収を記載する男性もいます。
しかし、結婚相談所は源泉徴収や確定申告書などを提出した人しか活動できません。プロフィールに嘘偽りがないので、安心して出会えます。
また、男性に年収制限を設けている結婚相談所への入会もおすすめです。このような結婚相談所には、医者や弁護士、公認会計士などの高収入な男性が多く登録しています。ただし、女性にも入会制限があり、年齢や容姿によって入会を断られることもあるので注意しましょう。
相手の年齢の許容範囲を広げる
結婚相談所で年収600万円以上の男性と出会うには、年齢幅を広げて10歳以上年上の男性も視野に入れましょう。年収と年齢は比例しており、希望年齢を上げると出会える男性の年収も上がります。20代女性の場合は30代後半まで、30代女性は40代後半まで希望年齢を広げるのがおすすめです。
また、地方よりも都心に勤めている男性の方が、比較的年収が高いです。年齢だけでなく、居住地も広範囲にすることで、理想に近い男性と出会いやすくなるでしょう。
年収600万円以上の男性と結婚するために気をつけるべきポイント
年収600万円以上の男性は、婚活市場で非常に人気です。結婚相談所でも、高収入の男性にお見合いの申込が集まり、希望通りの男性とお見合いできない可能性も十分あります。年収にこだわって婚活する場合は、婚活が長引いてしまうかもしれないことを理解しておきましょう。
また、ハイスペックで独身である場合、“訳あり”の可能性もあります。年収が希望条件に当てはまっても相性が合わないなら、無理に結婚しない方がいいです。幸せな結婚生活を送るには、年収よりも相手の人柄や相性を優先しましょう。
年収600万円以上の男性と出会える結婚相談所
最後に、年収600万円以上の男性と出会えるおすすめの結婚相談所を3つ紹介します。
パートナーエージェント

パートナーエージェントは、大手結婚相談所の中で唯一、年収制限を設けた特別なコース「アルティメットコース」がある結婚相談所です。年収3,000万円以上でなければ入会はできません。
また、男性会員の平均年収は関東在住男性で630万円、関東以外在住男性で582万円となっており、高収入の男性が多く登録しています。完全オンラインで活動できるプランもあるため、地方在住の女性でもパートナーエージェントで高収入の男性と出会える可能性があります。
ムスベル

結婚相談所ムスベルは4つの連盟に加盟しており、17万人以上の中から選べるので、理想の男性と出会えるチャンスが多くあります。成婚者の70.7%が5ヶ月以内に成婚退会しており、うち64%が担当仲人からの推薦で成婚しています。お見合いのセッティングから服装・交際中のアドバイスなど、細かい部分までサポートしてくれると好評です。
少人数担当制にこだわり、“大手の規模・安心感と個人経営の相談所に負けない手厚いサポート”で、理想の男性を一緒に見つけてくれます。
サンマリエ

サンマリエは、大手結婚相談所の中でも老舗の結婚相談所であり、創業当初からハンドメイドの紹介にこだわっています。専任カウンセラーが一人ひとりにあった男性を紹介してくれたり、専用アプリを使って自分で検索・申込も可能です。サンマリエで出会える男性の平均年収は、関東在住で639万円、関東以外で583万円となり、年収400万〜600万円が最も多いです。年齢層は30代がボリュームゾーンで、20代30代女性には特におすすめの結婚相談所です。
まとめ
年収600万円以上の男性と結婚したいなら、結婚相談所がおすすめですが、婚活市場では競争率が非常に高いです。年収にこだわる場合は、年齢幅や居住地を広げて出会いのチャンスを作りましょう。
また、結婚相談所によって、男性会員の年収は異なります。各相談所の会員年収を一度に比較したいなら、複数社を資料請求するのがおすすめです。その中から、気になる結婚相談所を見つけて、無料カウンセリングへ行きましょう。実際に結婚相談所を訪れることで、スタッフの雰囲気や詳しい会員情報を教えてくれます。理想の男性と出会える可能性が高い結婚相談所を選んで、年収600万円以上の男性と結婚しましょう。
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