公開日:2023/09/13 更新日:2024/06/20
年収900万円の男性は婚活市場にいる?出会う方法や彼らに選ばれた女性の体験談
年収900万円以上の男性は婚活市場にいるのでしょうか?
結婚するならできるだけ条件の良いお相手を望むもの。しかし「条件通りのお相手との出会いがない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
年収900万円以上の男性の割合や年収900万円以上の男性がどのような職業・年齢なのかを紹介し、婚活市場での価値、彼らと出会う方法や、彼らが求める女性像、婚活で気をつけるべきポイントを解説します。
年収900万円以上のハイクラス独身男性と出会うのはどのくらい難しい?

年収900万円以上のハイクラス独身男性との出会いを求める婚活女性は数多くいます。
国税庁によれば、令和3年の男性・民間企業給与所得者のうち年間給与額平均値は545万円、ボリュームゾーンは400万円超500万円以下が17.5%と最多、次に300万円超400万円以下が16.9%となっています。
一般的に「年収900万円の男性」はかなり貴重であることがわかります。
参考: 国税庁 令和3年分 民間給与実態統計調査 調査結果報告
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年収900万円以上の男性の割合
では、年収900万円以上の男性の割合はどのくらいでしょうか。
国税庁によれば、令和3年の男性・民間企業給与所得者のうち年間給与額900万円以上の割合は10.6%です(※)。
年間給与額別の割合
年間給与額 | 割合 |
900万円超 1,000万円以下 | 3.0% |
1,000万円超 1,500万円以下 | 5.4% |
1,500万円超 2,000万円以下 | 1.3% |
2,000万円超 2,500万円以下 | 0.4% |
2,500万円超 | 0.5% |
また、dodaによれば(※※)、年収900万円以上の男女の割合は、20代0.3%、30代2.0%、40代6.3%、50代16.0%となっています。
男性の年間平均給与を年齢階層別にみると、年齢とともに上昇し最高は55~59歳の687万円となっています。
男性の年齢別年間平均給与
年齢 | 平均給与(円) |
20~24歳 | 287万 |
25~29歳 | 404万円 |
30~34歳 | 472万円 |
35~39歳 | 533万円 |
40~44歳 | 584万円 |
45~49歳 | 630万円 |
50~54歳 | 664万円 |
55~59歳 | 687万円 |
これらのデータからも、年収900万円以上の男性が貴重であること、とりわけ結婚適齢期である20~30代はかなり稀であることがわかるでしょう。
では、婚活男性の場合はどうでしょうか。
大手結婚相談所連盟IBJによれば(※※※)、会員の年齢別年収データは出ていませんが、男性会員全体で年収800~1,000万円の割合は14.6%、年収1,000万円以上は12.3%です。結婚相談所には、年収の高い男性の登録割合が多いことが分かります。
参考
※国税庁 令和3年分 民間給与実態統計調査 調査結果報告
※※doda
※※※IBJ 会員データ
年収900万円以上の男性の職業と年齢
前出の国税庁の調査から(※)、業種別に高収入の人の割合を見てみましょう。なお、同調査では、年収900万円以上という区分はなく「年収800万円超」という区分になっています。
1年を通じて勤務した給与所得者について業種別に給与階級別分布をみると「電気・ガス・熱供給・水道業」では 800 万円超の者が 41.7%と最多で、次に「金融業,保険業」では 800 万円超の者が 27.6%となっています。
年収800万円以上の者の割合が多い上位業種
業種 | 割合(%) |
電器・ガス・熱供給・水道業 | 41.7 |
金融業・保険業 | 27.6 |
情報通信業 | 21.9 |
学術研究,専門・技術サービス業、教育,学習支援業 | 16.4 |
製造業 | 14.2 |
建設業 | 12.6 |
不動産業・物品賃貸業 | 10.3 |
また、前出のdoda(※※)によれば、業種別・年齢別平均年収が900万円を超えるのは「総合商社の50代以上」のみでした。
参考
※国税庁 令和3年分 民間給与実態統計調査 調査結果報告
※※doda
年収900万円の独身男性と出会う方法
年収の制限のある結婚相談所に入会
年収900万円の独身男性と出会うには、結婚相談所がおすすめです。結婚相談所を利用するには独身証明書の提出が必要なほか、男性の入会条件には年収の制限や年収証明書の提出を義務付けているケースも少なくありません。また、ほとんどの男性のプロフィールには年収が記載されているため「年収900万円以上」の条件で検索することができます。
婚活アプリにも年収900万円以上の男性はいますが、ほとんどのアプリは年収証明書や独身証明書の提出が不要です。年収や婚姻歴を誤魔化して登録している人や本気度の低い人も混じっています。
年収以外の条件を妥協する
年収900万円以上の男性はそれだけでも人気があります。人気の条件が重なれば、さらに競争率が上がります。どうしても譲れない条件を除き、他の条件についてはある程度妥協することで、出会いや交際の機会を増やすことができるでしょう。
例えば、身長や学歴は結婚生活にとって本当に重要でしょうか。また、離婚歴があっても理由によっては結婚後の生活に影響がないかもしれません。条件がよくても髪型やファッションが残念な印象だった場合、容姿へのこだわりがない男性ならば、結婚してから女性がコーディネートすればよいだけのこと。
「年収900万円以上の人との出会いがない」という人は、結婚に求めるお相手、ライフスタイルなどをあらためて見直してみましょう。
年収900万円以上の独身男性が求める女性
年収900万円以上の独身男性と出会うことができたら、次は多くの申込みやお見合い相手などライバル女性たちのなかから選ばれる必要があります。年収900万円以上の男性は、婚活市場において優位で、お相手を選べる立場にあります。当然、ハイレベルな女性が求められます。
例えば、年収900万円以上の独身男性が求めるのは、以下のような条件です。
- 健康的な美しさがある
- コミュニケーションスキルが高い
- 笑顔で前向き
- 気遣いができる
- 感情的でない
- 自立している
- 家庭的で癒される
- 家族や趣味など大切にしているものを尊重してくれる
年収900万円以上のハイクラスな男性は、仕事ができる優秀な人、努力を惜しまない人、プライドを持っている人が多いでしょう。
結婚相手には、これまで築いてきた男性自身のレベルを落とすことなく、高め合える女性を求めています。また、仕事でストレスが溜まるぶん、プライベートではほっとできるような女性、感情的にならず笑顔で接することができる女性に癒されたいことでしょう。家族やこだわりなど、大切にしているものを同じように大切にしてくれることも重視したいポイントです。
反対に、依存的な女性、ネガティブな女性、男性の懐をあてにするような女性は敬遠されてしまいます。お相手にふさわしい見た目に整える努力は必要ですが、見た目ばかり磨いてもそれは自己満足に過ぎません。
年収900万円以上のハイクラスな男性たちが結婚相手を選ぶ際は、見た目や若さだけでなく、人間性や価値観が大切だということがわかります。
年収900万円以上の男性と結婚するために気をつけるべきポイント
年収900万円以上の男性で、さらに独身となると非常に貴重な存在です。年収という好条件でありながら独身ということは「訳あり」の可能性も否めません。
年収が高くても散財していれば、貯蓄はおろか借金があるかもしれません。あるいは性格に問題がある人もいます。交際中は自分に向けられた態度だけでなく、飲食店のスタッフなど、他人への態度もチェックしておきましょう。
金銭面や性格面で問題がなくとも、忙しくて出会いがなかっただけの男性もいます。ある程度責任のある立場で仕事をしていることを想定すると、結婚しても仕事第一で家族に時間を割くことが難しい可能性もあります。こうした事情を理解し寄り添う姿勢が必要です。いつでも一緒にいたい、待つのが苦手という女性には難しいお相手でしょう。
年収900万円以上の男性と成婚した女性の婚活体験談
年収:900万・会社員の41歳男性と成婚した39歳バリキャリ女性
「(婚活当初の気持ち)
お見合いやデートでお相手の方と過ごすと、“この人苦手だわ~” だったり “合わないわ~”となってしまいます。
どうしても減点方式になってしまって。。。惹かれるところが見つけられません。疲労感ばかりが残ります…。
(結婚相談所のアドバイスを受けて)
”お相手の良いところを3つ探す” を意識してみるというアドバイスを実践してからは、あまりタイプでは無いなと思っても、実際に会ってお話すると楽しい方がたくさんいらっしゃいます。
(お相手について)
最初の頃は本当に目立った印象はありませんでした。条件ではなくお相手のお人柄を重視した結果、当初希望していた条件を満たしていた。
(プロポーズについて)
想像を遥かに超える素敵なものだった。」
引用:ToBeブライダル
年収900万円・会社員の男性と成婚した37歳女性
「私は早くに両親を亡くしましたので、家族が欲しかったんです。『お互いに支えあえる方と巡り合えたらいいな』と思って婚活を始めました。
(結婚相談所の決め手)
アットホームで温かい雰囲気なのと、担当者さんと相談しながら進めて行けると説明を聞いて、安心出来ると思いました。
(お見合い申し込みの決め手)
優しそうで素敵な笑顔に惹かれて、私から申し込みました。
(プロポーズについて)
会話に無理がなくて、笑いのツボも一緒で、長い時間一緒にいて楽しくて、浅草や鎌倉など、あちこちでデートしました。プロポーズは、真剣交際の話をした浅草でした。
(婚活者へのアドバイス)
続けることに意義があると思いました。思うように行かない時も、気持ちを切り替えて、前向きに考えていけたら良いのではないかと思います。」
引用:WISH
年収900万円以上の男性と出会える結婚相談所
WISH(ウィッシュ)

会員数15.5万人、首都圏を中心に3店舗を構える結婚相談所です。
男性会員の入会基準に年収制限600万円以上を設けているビジネスエリート専門結婚相談所。会員の年齢層は男性25歳~55歳、女性20歳~45歳。会員は会社員(上場企業勤務)、会社経営、公務員、医師が多く、会員の平均収入は950万円です。
サンマリエ

全国に支店を多数持ち、会員数85,086人、サポートが手厚いと言われている結婚相談所です。サンマリエの入会条件は20歳以上で定職についていること。安定した職業で高収入の男性が多数在籍しています。年収800~1,000万円の男性は約10%、1,000万円を超える男性も10%在籍しています。成婚力UPのための無料セミナーが80種以上あり、24時間いつでも検索・お申し込みができるため、積極的に活動したい人におすすめです。
パートナーエージェント
男性の入会条件は22歳以上で安定収入があること。年収800〜1,000万円の男性の割合は約10.6%、1,000万円以上が7.0%と多数在籍しています。
全国に支店を多数持ち、紹介可能会員数約73,000名の結婚相談所です。成婚率約27.0%の実績があります。
ワンランク上の婚活サポートサービスがセットになった「エグゼクティブコース」では、こだわりを追加してお相手を紹介してもらうことができます。
まとめ
年収900万円以上の男性は一般的にみても少ないため、婚活では積極的に行動する必要があります。
出会いの可能性を高めるには、結婚の意思のある年収900万円以上の男性が在籍する結婚相談所で、効率よく、積極的に活動することがおすすめです。
結婚相談所を選ぶ際はなるべく多くの会社の資料を比較し、何社かの無料カウンセリングに参加し、ご自身にあったところを選んでから入会しましょう。
年収900万円以上の男性像や彼らが求める女性像を理解し、ご自身の魅力を最大限にアピールして、すてきな結婚生活を目指してくださいね。
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